テクノウエーブ分会の闘いをこのサイトで報告します。

テクノウエーブ（その2）事件、県労委結審

9月26日、テクノウエーブ（その2）事件が結審した。本件調査中の2015年7月15日には（その１）事件の全部救済命令があり会社側は謝罪したが、その後も（その1）事件同様、不誠実団交を重ねられた。特別損失についての説明は不十分なままであり、退職金にかかわる加給と基本給の割合の説明もほぼ拒否されたため、2016年2月8日に追加申立を行っている。テクノウエーブは準備書面で（その1）事件の全部救済命令の内容に質問をしたり、一時金の団交前にHPに全社員にゼロ回答を掲載した件についても「組合員に先行回答できない」などと証人尋問で発言したりするなど法を無視している。組合と全面的に争う姿勢をとりながら、最後陳述書は1ページのみであった。求釈明の回答も不十分と労働委員会に受け取られたようで、追加で内容を噛み砕いて再質問を受けている状態であった。組合のみならず委員会に対しても誠実な対応ができないことを露呈した。
労働委員会の命令を待ちつつ、引き続き粘り強く団交をしていきたい。