解雇目的は「労働条件の低下を阻んだ組合員の排除」
解雇理由の捏造を許さない!
私たちは、日産をはじめとする自動車会社に部品を納品している、ビステオン・ジャパン株式会社における解雇撤回闘争を闘っています。
ビステオンA組合員解雇撤回(地位確認等)訴訟で、被告会社は解雇後1年間をかけて、解雇理由を入社後約10年間、また前職場に於いても業務成績が悪かったと主張し、根拠として膨大な書類やメール(ほぼ英文)を書証提出しました。
原告側は、昨年10月15日付の原告準備書面1において、
➀ 英文の翻訳の誤訳や文書主旨の局解、従って改竄に等しい虚偽主張。
➁ 2021年3月の解雇方針決定以前の資料には原告への高い評価も、それゆえの高いジョブレベルが立証されている。
③ 2021年3月以降、一部の資料に「A組合員への低い評価」があるが、それを否定する業務実績の記載がある。
④ 解雇方針決定は、コロナ渦で労働条件低下を許さず闘ったA組合員の組合活動への嫌悪。
と指摘しました。その後被告会社の求釈明に対する回答などを受けて、次回2月26日第7回期日(ウェブ開催)に向けて、現在準備書面2を鋭意作成中です。
裁判と並行して、組合は県共闘の支援を受けて解雇撤回―現職復帰の社内機運醸成をも視野に、毎月の会社前情宣の継続と早期解決申入れ行動を計画しています。
ビステオン解雇撤回闘争に注目と支援をお願いします。
担当 藤井