「平和憲法をまもり、活かすために」
快晴の東京・有明防災公園で「武力で平和はつくれない!とりもどそう憲法いかす政治を 2024憲法大集会」が、3万2千人の参加で盛大に開催されました。県共闘の仲間は、12時30分参加者であふれかえっていた臨海線・国際展示場駅前に集合し防災公園会場へと向かいました。
午後1時から始まった集会では、主催者をはじめ政党の代表者など多くの方から、改憲発議を許さず、憲法をいかし、平和・いのち・くらし・人権を守ろう。パレスチナ即時停戦とウクライナからの撤退。憲法9条を活かした平和外交を。敵基地攻撃能力の保有と南西諸島へのミサイル基地配備の撤回。武器輸出の解禁撤回。辺野古基地の建設中止。脱原発・再生可能エネルギーヘ。ジェンダー平等、個人の尊厳を大切にする社会を。そして金権腐敗、憲法無視の政治を終わらせ、安心してくらせる社会を目指そうと挨拶があり、この国が抱えている課題を共有することができました。集会は2時間で終了し、その後お台場コースと豊洲コースに分かれ、「武力で平和は作れない!」「憲法を守れ!」「軍拡よりも平和外交で!」とアピールしながら約1時間のパレードを行ないました。
憲法の前文には、4千万から5千万人の犠牲を出した戦争の反省の上に立ち、国民主権と平和主義、そして基本的人権の尊重を基本理念とすることを宣言しています。しかしウクライナやパレスチナの戦争、世界の貧困などを見ると、全世界の国民が、『ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存』できてはいません。憲法の理念と現実は大きく乖離しています。少しでも理念に近づけたいものです。5月3日憲法記念日、日頃の忙しさに追われ平和憲法の大事さを再認識する一日となりました。
佐藤