不当解雇を許さない!
私たちは、日産をはじめとする自動車会社に部品を納品している、ビステオン・ジャパン株式会社における解雇撤回闘争を闘っています。
21年3月賞与から突如評価を一変させ、以降キャリア無視の対応から解雇へ
ビステオン社は、2014年にM&Aでジョンソンコントロール株式会社から電子事業部の事業譲渡を受け、当労組組合員Aさんも移籍しました。移籍後、Aさんは順調に働いていました。その後ビステオン社は、従業員全体に、労働条件の不利益変更を強行してきましたが、唯一の組合員であるAさんは、組合活動で跳ね返してきました。
以降ビステオン社は、Aさんの賞与や賃上げにおいて極端な差別を行いました。組合が追及すると「人事考課が低い」との回答でした。更に昨年末には「人事考課が低い」ことを理由に退職勧奨を行い、Aさんが「応じられない」と回答すると解雇を強行したのです。
裁判と抗議行動で、解雇撤回・職場復帰まで闘います
Aさんは横浜地裁に解雇不当の裁判を今年の1月29日に提訴しました。9月2日の第4回期日で会社は陳述書を提出し、そのなかで22年の降格以降「人事考課が低い」との従来主張を一変させて、M&Aによる2014年の転籍前の2012年から「人事考課が低い」へと主張を変更してきました。陳述書は証拠に不足があり、また英語の証拠は日本語の意訳も不足がありました。10月21日の第5回期日に、裁判所から証拠は日本語で提出するように、との注意があるも、会社は開き直る始末です。
組合は10月29日に横浜駅東口でモニターを使用した不当解雇撤回のビラ撒きを行いました。寒い雨の中、ビラ撒きに参加してくれた組合の皆様ありがとうございました。労働者が安心して働き続けられる健全な職場づくりのために、私たちの解雇撤回の闘いにご支援お願い致します。
担当 藤井