11月19日、当支部は新横浜オルタ館で37回定期大会を開催しました。(ズーム参加含め11名参加)
組合員数が一気に増加した10年ほど前から生協による組合敵視の姿勢が強まりました。その後、人事異動をめぐる労働員会への不当労の申し立てやあっせんの経緯を経た現在の労使関係は、生協側の交渉委員が代わったこともあり、組合攻撃的な言動はいったん収まっています。また、組合員が複数人数勤務している職場が増え、職場での課題・トラブルー組合への相談―加入という流れが一定程度定着したことが、毎年の加入につながってきました。
しかし一方ではMBO人事評価制度が導入されて以来、ベースアップゼロの状況が続いている状況に対して、少数派組合として経済闘争で成果を獲得できていない実態や、委員長・書記長の再雇用期間が残り3年となる中、世代交代への危機感を共有する大会となりました。
いわゆる「八がけ社会」による働き手不足によって特にエッセシャルワーカーの労働環境のさらなる過酷化が危惧されます。社会運動体として持続可能な社会の実現を地域に発信している生協も例外ではありません。人員不足を口実にした労働負荷の増大を阻止し、剰余を人件費に充当せず内部留保を進めようとしている生協に対して、連帯して交渉力を高めていくこととともに、職場を超えて地域の仲間の権利、生活を守る全国一般神奈川の運動に参画していくための新たな一年にしていきます。
八木