袴田さんの次は石川さんだ!
狭山再審開始・石川さんの無罪を!
11月1日、日比谷野外音楽堂において狭山再審を求める市民集会が開催されました。集会には9月26日袴田さんの再審・無罪判決を受け、「次は石川さんだ!」と狭山再審開始を勝ち取ろうと全国から多くの部落大衆、労働者、市民が結集しました。
集会は西島・部落解放同盟中央本部委員長からの「袴田さんの無罪判決に勇気と勝利の展望を得て、いよいよ次は狭山だとの強い思いで闘を進めていきたい」との開会挨拶で始まりました。各政党・国会議員の挨拶があり、続いて石川一雄さん・石川早智子さんから「私の元気な間に無罪を勝ち取る! さらなるご支援お願いします」との力強い決意が語られました。続いて狭山弁護団から裁判の進行状況の報告がされました。そして片岡・部落解放同盟中央本部副委員長から「再審闘争は最後の決戦を迎えています、再審法改正への取り組み、万年筆のインクを始め新証拠の鑑定・鑑定人の証人尋問を実現し再審開始へ向け全国で闘いを強化しよう!」との基調提案がなされました。連帯アピールでは、袴田巌さんのお姉さん・袴田ひで子さんから「無罪が確定しました、今度は石川さんです、石川さんの支援を!」と訴えられました。
集会は、「集会アピール」が採択され、最後に部落解放同盟・赤井書記長からの行動提起と閉会の挨拶・団結ガンバローが行われました。集会後、東京高裁に対し「狭山差別裁判糾弾!再審開始を!」と訴え、霞が関周辺へのデモ行進が行われました。
河野