2024年9月17日(火)10:00~ 神奈川県労働委員会
昨年8月14日、私たち全国一般神奈川は、テクノウエーブの2023年春闘の団体交渉を拒否する行為に対し、神奈川県労委に不当労働行為救済申立てを行った。その後、テクノウエーブは、23春闘の不誠実団交から団交拒否に至ったことについて認めることも反省することもないまま、ついに6月20日に会社解散に向け業務停止した。
労働委員会は業務停止前に解決を目指すよう和解期日を4月19日、5月14日、6月3日と3回も設定したが、鳥居社長は組合敵視を続け、労働委員会を軽視し続けた。未解決の23春闘要求および24春闘においても、会社解散となることを理由に説明不十分なまま一次回答から一切の歩み寄りを見せようとせず、職場環境は更に悪化した。
会社解散するつもりでも会社清算人を被申立人として労働委員会は継続可能である。私たちは過去の誤りを認めさせ、また未来の健全な労使関係を構築していくためにも、決してあきらめることはない。闘いを続けるために5月29日には団体交渉拒否及び支配介入に対する損害賠償請求を通知した。
同日の団交で代理人はフレンドリーなことはできないと態度を硬化させ、組合員に対し債務不存在確認訴訟や退職加算金を払わない可能性などを言及した。清算人は争う姿勢を崩さず準備書面を提出し、7月22日に労働委員会での調査が再開された。
経営者が「会社解散してしまえば労働委員会から解放される」と考えているとしたら、それは大きな間違いである。次回労働委員会は2024年9月17日(火)10時~です。引き続きのご支援よろしくお願いします。
元テクノウエーブ組合員