平賀委員長の急逝を乗り越えて
9月14日・15日、全国協第34回定期大会は、港区の生涯学習センターばるーん会場に全国から30名超が参加し、さらにオンラインも併用して開催されました。神奈川は、大会役員として清水中執、河野会計が両日参加し、八木副委員長、沢口委員長が代議員として参加しました。
今大会は7月11日に急逝された平賀中央執行委員長への黙とうから始まりました。長く全国協を支えてくださった存在は大きく、この場にいらっしゃらないことに強い喪失感がありました。平賀委員長の24春闘総括「格差・分断の固定化を許さず粘り強く闘いを続けよう!」を大会論議の導きの糸として議事が進められました。
全国協は最賃闘争を最もよく闘っている労組であり、同一労働・同一賃金・均等待遇をめざしキステム裁判闘争などにも力を入れています。労働基準関係法制研究会の傍聴闘争に取り組み労基法の改悪を許さない闘いも報告されました。2日間で14労組、17名から議案について意見が述べられ、各地の闘いの報告があり、京都事件、山紀会、ゼネラルユニオンから署名の要請がありました。組織として世代交代の進め方、女性の参加しやすい環境整備についても発言がありました。議案はすべて承認され、役員選挙では立候補者全員が信任を受け、大野隆前副委員長が新委員長に就任し次期は新体制でスタートすることになりました。
中央執行委員・清水