全国一般神奈川 各支部・職場からの報告
業績手当、物価上昇手当支給等の合意書締結! 横浜交通開発
組合は、会社(横浜交通株式会社)に対し、年度末の業績手当や急激な物価上昇に対する手当、コロナ感染拡大防止対策などの業務について、2月16日付で3項目の要求を提出、交渉を進めていました。会社との話し合いをする中で一定の到達点として以下の内容で4月20日に合意書を締結しました。
内容は、①2022年度業績手当を3万円支給することとする。また、同日付けて合わせて物価上昇手当として、2万円を支給する。②コロナ特別一時金としての支給はなし。ただし上記のとおり、業績手当と物価上昇手当合わせて支給する。③2023年3月7日の通知のとおり、期間中は、交通局同様にマスク着用を原則とする。合わせて回送中など、周囲に濃厚接触者となり得る人がいない場合にのみ、非着用も可能とすることとする。この期間についてはマスク配布を継続する。としています。
コロナ禍や物価高騰など厳しい経営の中で会社が、業績手当、物価上昇手当の支給決断は評価するものの、この間 ベースアップの実施がないことや急激な物価上昇、コロナ感染対策拡大防止に伴う追加業務がいまだに続いているなど、暮らしや職場環境の改善は待ったなしの状況にあることは言うまでもありません。今回、業績手当と物価上昇手当の取り組みは一歩前進とは言え、十分と言えず、次の取り組みに活かしていきたいと考えます。
組合は、2023春闘を多くの職場で取り組んでいます。要求を提出し団体交渉を取り組むなどの闘いで労働条件の改善・向上を共に図っていきましょう。
佐藤
民営化後最大のベア 郵政南関東
今年、組合は2月16日付で南関東支社に「23春闘要求書」を出しました。
主な要求内容は「全社員のベースアップ」・「年間一時金の要求」・「コロナ特別一時金」などになります。その後、3月30日付で「23春闘要求書」に対する回答書がきました。
ベースアップに関しては、正社員の定期昇給は行いますが、期間雇用社員及びアソシエイト社員は応じられないとの文書回答でした。しかし、みなさんも報道機関から情報でご存知の通り、民営化後最大のベースアップとなる4800円(正社員の1.62%にあたる)の賃上げが行われます。しかし、団交では4800円の賃上げを行う旨、口頭だけの回答で、文書での回答は行っていません。組合としては、今後、文書回答を強く求めていきます。
さらに年間一時金に関しては、一時金、4・3月(夏期:2・15月・年末:2・15月)との文書回答でありました。
続いて、コロナ特別一時金に関して、フルタイムで7万円、それ以外は個々の労働時間に応じた支給との、文書回答となっております。
南関東支社との第一回の団交は時間切れとなり、第二回の団交に向けて準備しております。組合員が所属する各郵便局には個別の労働条件について要求し交渉を継続していきます。みなさん、共に頑張りましょう!
瀧山
テクノウエーブ支部
2月21日に春闘要求書を送りました。継続協議中の22年冬季一時金については12月の団体交渉の内容を踏まえ、黒字を維持できる額に変更して再要求しました。昇給については、例年全国協の統一要求額(月額2万5千円)を要求していましたが、その額に基づいて交渉することが難しく、今年は昨年度12月の物価上昇率を超える額として8千円を要求しました。
3月10日に団体交渉を行い、22年冬季一時金については要求書通りの回答があり、協定書を締結しました。昇給についてはゼロ回答で、その理由についての説明が不十分で継続協議となりました。4月4日および4月25日に団体交渉を行いましたが、会社は売り上げアップの方策の説明ができずに組合員批判や議題から外れた話をしつづけ、交渉は進みませんでした。生活と権利を守るため、今後も粘り強く交渉を続けます。
テクノウエーブ