団交拒否・組合への支配介入を許さない!
8月14日にテクノウエーブの23年春闘団交拒否について不当労働行為救済申立を行ったところ、会社は代理人弁護士を任命し、会社提示の10月31日に団体交渉が行われた。しかし代理人弁護士は着任したばかりで、6か月にも及ぶ団交拒否期間に交渉できなかった案件の交渉には到底至らず、現状確認にとどまった。
11月24日(金)の第一回調査には労働委員会は代理人弁護士のみが出席し、テクノウエーブ社長の出席はなかった。テクノウエーブは過去にも団交拒否、不誠実団交を繰り返しており、労働委員会で組合が勝利しているが、過去を反省することなく再び団交拒否を行った。このような団体交渉を蔑ろにした会社の態度を決して許すわけにはいかない!と、多くの組合員が傍聴支援に参集した。
第一回調査に先立ち提出された答弁書で、会社は代表取締役社長の体調不良により延期しただけで団交拒否ではないと主張してきた。しかし社長は団交中にも、今後団交をしたくないという主旨の発言をしている。さらに組合からの再三の団交日程調整の要求に対しても、次回団交日程を提示することなく、組合と組合員に対する非難を書き連ね、団交に応じない旨のファックスを送信し続けた。組合を嫌悪し明確な意思をもって団交拒否に及んだことは明らかである。
団交ができなかった期間、組合員は社長からの個人攻撃に傷つけられ、大事な賃金交渉ができなかったことで組合は組合員や職場の労働者からの信用や信頼、さらに組合の存在意義を失った。会社側の激しい組合敵視による、団交拒否、組合への支配介入は決して許すことはできない。会社側が不当労働行為を改めるまで、闘い続けます!
第2回調査は12月26日に決まった。引き続きのご支援よろしくお願いします。
テクノウエーブ