機関紙2024年10月号アップしました。

活かそう憲法!6月23日 慰霊の日に想う!

チビチリガマ 反戦

沖縄ピースサイクル

6月23日から4日間で開催された、自転車で戦跡をめぐりながら過去の戦争を学び、反戦平和を訴える「沖縄ピースサイクル」に参加しました。

梅雨がまだ明けぬ那覇に到着した23日は、県南部の山形の塔、白梅の塔、ひめゆりの塔、魂魄の塔を自転車で巡り、広島の塔の前広場で開催された国際反戦集会に参加しました。翌日からは、県北部のヘリパットはいらない住民の会を訪問、大浦湾のサンゴと埋め立て工事の船上見学、辺野古ゲート、読谷村チビチリガマ慰霊と見学。嘉手納基地や嘉数台地から普天間基地を見学、また地域の方との交流などもあり盛り沢山の企画でした。戦争の悲惨さを再確認できたピースサイクルでした。

沖縄の6月23日は、日本軍が解散命令を発出し組織的戦闘が終わった日とされ、慰霊の日と定められた休日です。県民、家族が一堂に会し、終戦末期の沖縄地上戦の犠牲者約20万人を慰霊します。県下各地で慰霊祭が執り行われ、県民行事として定着しています。そしてこの日は、戦争犠牲者を追悼し悲しむだけではなく、なぜ父母兄弟姉妹が死ななければならなかったのか、なぜガマでの集団自決が発生したのかなどの悲惨な戦争の事実を学び現地を見ることで、平和の大事さを学ぶ一日ともなっています。

しかし、昨年2月24日ロシアのウクライナ戦争は、激化の一途。早い終息を願うところです。また国内は、北朝鮮のミサイル発射、台湾有事などを口実に、南西諸島の基地強化、そして敵基地攻撃能力の保有のように兵器の強化を政府は進めており戦争へと向かっているように思えます。

私たちは、平和憲法のもとで、武力によらない国際紛争の解決、外交による問題解決を政府に求める活動を国内外の仲間とともに創っていきましょう。      

佐藤

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