「くらしを守ろう!」新杉田駅頭情宣活動
この5月からは、新型コロナウイルスの取り扱いが、季節性インフルエンザと同じ「5類」になり、これまでのような外出自粛やマスクの着用は個人の判断とされました。やっと気兼ねなく食事会や歓送迎会、そして旅行などに出かけられるという思いではないでしょうか。しかし、生活は火の車です。
昨年10月にアップした最賃31円分や今春闘で闘い取った賃上げは、物価上昇分で消えてしまい実質賃金は目減りしています。
とても気軽に出かけるなどと思い描くことはできません。このままでは私たちの生活は守れません。春闘での賃上げ闘争は欠かせませんが、非正規労働者が労働人口の4割を占めている状況では、最賃アップの取り組みも重要です。
組合は、神奈川県共闘の仲間と共に5月23日新杉田駅前で、「神奈川地方の最低賃金を直ちに1500円以上に引き上げ、全国一律最低賃金制度の確立を求める請願署名」の要請のため、街頭情宣と署名行動を取り組みました。当日は小雨が降っていましたが、夕方5時駅前に集合した仲間は、全国の最賃表が載ったチラシをテッシュとともに配りながら、署名もお願いしました。チラシの受け取りはよく、ありがたいことに、私たちの活動に「頑張れ!」と応援してくれる労働者や署名も頂きました。今後は、10月の最賃改定に向けて、最賃アップを求める行動が増えます。最賃1500円を目指し共に闘いましょう。
佐藤