機関紙2026年2月号アップしました。
みんながいるから強くなれる

全国一般労働組合全国協議会神奈川(全国一般神奈川)は中小企業・未組織労働者のための組合です。
神奈川県共闘の仲間と共に労働者の相談窓口を開設しています。

神奈川労働相談センター

1・24~25第30回全国協各県代表者会議で26春闘方針を確認

2026各県代_団結ガンバロー
全ての職場で26春闘を闘おう!

第31回全国協各県代表者会議は、大崎の南部労政会館を会場としてオンライン併用で開催され、会場に約30名、ZOOMで約15名が参加した(神奈川からは24日に会場4名、25日に会場2名の参加)。

1日目、望月書記長が春闘方針提起を行った。情勢について「世界的な右傾化と軍事化」と題した項目に1月3日のアメリカによるベネズエラ侵攻を追加できたがグリーンランドへの野望は間に合わなかったとのことで、まさに世界が急速に軍事化している証左であった。日本は力による支配を否定し平和の道を進むべきところ、右傾化が進み外国人に不満のはけ口を見出すような排外主義が跋扈している。経済については円安による物価高に苦しめられているところ、高市政権は失策のアベノミクスの継続を打ち出し財政危機、金融危機に陥りつつある。食料自給率の低い日本では円安は食料品の高騰を意味する。日本全体で実質賃金はマイナスが継続する状況で、私たち中小・零細企業、非正規の労働者は名目賃金すら上がりにくく、このままでは生活はますます苦しくなる。今春闘は労働者の生活と権利を守るためインフレを上回る大幅賃上げを実現しなければならない。その他、課題として「ジェンダー差別と女性労働者の現状」「介護政策と現場の現状」「入管体制と排外主義の動き」「原発回帰と「棄民」政策」を掲げ、以下の3つの分科会を24日に開催した。

  1. 介護労働
  2. 移住労働者
  3. 最低賃金

25日は元JAM副書記長の労働運動アナリスト早川行雄氏の講演があった。世界では産業別組合が主流であるが日本は例外的に企業別組合が主流である。その生成の歴史から、とりわけ連合傘下の御用組合の現在の惨状の要因を分析した。労働組合は自発的結社としての再生が求められるとして、強制加入のユニオンショップ協定の問題点を指摘した。全国協は自発的で平等な協力関係に基づいて構成される組織だが現在は傍流組織である。ニューヨークのマムダニ市長誕生を例に地域主権主義運動などと連携して主流に押し上げることも提言された。労働組合にも分断があり、日本の構造が行き詰まっているのを感じた。

各地区報告討議では、2日間で9件、争議の経過や介護の現場の状況、脱法的な雇用責任逃れ、組織強化についてなどの報告があり、26春闘に向け活発な議論が行われた。  

26春闘、ガンバロー!

26春闘スローガン

基本スローガン

  • 誰もが安心して働ける職場・暮らせる社会の実現を!
    雇用/賃金/労働時間/労働環境/を闘い取ろう
    軍備増強・改憲阻止 労働者の力で戦争を止めよう
  • どこでも誰でも今すぐ最低賃金1500円を実現し、めざせ1700円
  • 差別・排外主義に反対 共生社会を実現しよう
  • ウクライナの即時停戦、ロシア軍の撤退を
  • イスライルによるガザやヨルダン川西岸地区などへ攻撃の即時停止

介護労働 分科会

  • 介護産業は自由市場ではなく規制市場→公的介護サービスの価格(報酬)は政府が決める公定価格(準市場)→しっかりやっても、手抜きでも報酬は一緒→効率化=低サービス、人権無視につながりやすい。
  • 政府の福祉政策と直結→政府の政策に基づいて、公定価格の基礎になる報酬、人員配置基準、その他の規制や対策も厚労省が決定。
  • 介護労働者の賃金・労働条件はほぼ同じ水準→大元は政府予算。全産業平均から月額およそ8~10万円低く、「加算」を言わざるを得ないほど低額(加算は利用者負担)。
  • 介護は社会連帯をキーワードにする産業→ケア労働の根幹は、障がい者や高齢者の当事者主権の尊重。連帯して社会福祉の充実を!

大きな課題が山積している介護労働の現状を改めて確認しました。私は、介護の現場は組合が少なく、困った事や嫌な事があったら相談し解決することなく次の職場を探し、転職してしまう方々が多いことも他職種より環境が悪いことの一要因ではないかと思います。介護関係者が多く参加できる労働組合がもっとできれば良いと思いました。

野中

移住労働者 分科会

「「移住労働者」が増加し、改めて社会問題となっている。彼らが安心して働ける環境を創るのが、労働組合の仕事である。外国人の権利闘争を社会に知らしめる、逆に良いチャンスである。
私が属するのは障がい者支援事業。そこで安易に外国人労働者を入れることを説く有力者が現れ、それに抗する理屈が必要と考え参加した。

「移住労働者」分科会
「移住労働者」分科会

各地で闘う組合の多数のケース報告を聴く限り、実に「けしからん」。その報告の一例。労働法令で労働条件の差別的扱いが禁じられているが、外国人が限りなく最低賃金であることを裁判で争ったが、外国人雇用のために企業は「管理団体」に諸費用を払っているから不当ではなく「賃金抑制の口実を認める」という判決。では「管理団体」とは何か?雇用主とは別に法で定められた団体で、母国の送り出し団体から引き継いで、入国後に本人と実習先を結び、相談支援等も行う国が認めた団体である。一部の管理団体は、雇用企業から1人当たり20万円の報酬があるとか、団体が運営する寮(ワンルーム)に一人5万円で10人が詰め込まれたとか、争いになれば企業側に立つと言う報告もある。移住労働者を取り巻く環境は多方面からの課題がある。

分科会では「技能実習制度」「入国管理法」の更なる学習が問われた。
我々は机上の議論ではなく、現実に「移住労働者」に何が起きているのかを直視し向き合うことが求められている。

らぽおるの樹 八谷

最低賃金 分科会

服部中央副執行委員長が座長となり、春闘の中で最賃を意識した取り組みをする意義が整理された。最賃引き上げは労働者の3~4割が影響を受けるため最大の物価高対策になり、未組織の仲間を組織するチャンスでもある。地域に出て運動しよう。春闘の要求額が、最賃の引き上げ率以下ではキャリアのある労働者の賃金が最賃に近づいてしまうので、要求額を見直し、働き甲斐のある賃金制度を要求すべきである。

ゼネラルユニオンからはアンケートによりパートタイム労働で仕事を掛け持ちしても労働時間が少なく、現在の最賃では月収26万に8割の労働者が到達していない現状が報告された。

各県の最低賃金審議会の労働者側の意見陳述の違いも報告され問題点を共有化した。今年は絶対に発効日を遅らせることは阻止しなくてはならない。

清水


学習会

県共闘学習会で26春闘スタート

26春闘のスタートとなる県共闘春闘学習会が1月30日、全国協の大野委員長を講師に招いて神奈川労働プラザで行われ、30名の仲間が参加した。冒頭の沢口議長の挨拶で、年頭に発生したトランプ政権によるベネズエラ大統領の武力拘束に象徴される、外交努力...
労働委員会

テクノウエーブ 不当労祭審査申立 1・28中労委第一回 調査

2023年の春闘の団交拒否について神奈川県労委にて不当労働行為と認定されたが、会社に課されたのは謝罪文の交付(ポストノーティス)のみであった。テクノウエーブはすでに営業を停止しており、これでは団結権侵害状態及び集団的労使関係秩序の回復には不...
労働委員会

テクノウエーブ 中労委第一回 調査の傍聴支援をお願いします!

1月28日10時30分 労側608控え室へテクノウエーブ事件の第一回調査期日が決まりました。県労委にて不当労は認定されたもののポストノーティスのみの命令だったため、昨年11月4日に中央労働委員会へ再審査を申立てていました。会社解散となった現...
反戦

連帯の力で命と生活を守る闘いに取り組もう!

地域合同労組としての強みを労使交渉、組織拡大に生かしていこう!2026年 年頭挨拶新年あけましておめでとうございます。私たち全国一般神奈川も昨年の定期大会で大幅に変わった新執行部体制の下で、初めての年越しをむかえることになりました。私たちを...
労働相談

第52次 寿越冬闘争に参加して

憲法が活かされる社会を!生活困窮者への行政支援が滞る年末年始、生活を支援することで一人一人の命を守る、第52次寿越冬闘争が寿公園で、12月29日から取り組まれた。前段の12月26日には、越冬突入集会を開催し決意を固め合い、そして29日から続...
労働相談

第52次 寿越冬闘争に参加しよう!

「セーフティーネット」という言葉があります。経済的リスクや生活上のリスクが発生した際に、個人や企業、国民全体を支援する保証制度や仕組みの総称です。日本語では「安全網」と言われています。越冬闘争は、年末始の期間は仕事がなく、行政が休庁となり行...
集会

第35回県共闘大会

沢口新議長の音頭で団結ガンバロー!2025年12月6日、第35回定期大会は、2年以上かけて改修された開港記念会館で横浜の歴史を感じながら行われました。大会議長に全国一般神奈川の清水が選任され、吉良副議長の開会の言葉から始まり、来賓の方の挨拶...
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横浜市労働者組合 第32回定期大会開催

11月29日横浜市労働者組合は第32回定期大会を開催しました。大会ではこの1年間の職場での取り組みや地域での闘いと全国一般の仲間との連帯を確認してきました。今後の方針では横浜市での労働条件改善、賃上げ、職場での組織化を引き続き進めること。自...
支部

生活クラブ生協支部 第38回定期大会開催

11月29日、私たち支部は、新横浜オルタ館で第38回定期大会を開催しました。今回も来賓招請は行わず、支部組合員28人中、8人の会場出席と2人のオンライン参加、11人の委任で大会は成立し、予定議案が提案どおり承認され、役員選挙も立候補者全員が...