日本の全雇用者の9割は、中小企業に働いており、そこには労働組合がほとんどありません。
現在、日本の労働組合は、企業ごとに別々に組織されていますが、全国一般は個人加盟を原則とした地域合同労働組合の形式で、1人から加入できます。
臨時・パート・派遣など差別なく、誰でも加入できます。企業ごとにつくられる組合(=企業内労組)は、どうしても会社側の介入を受けやすく、中小企業では労使の力関係も会社の力が上回りがちです。全国一般は、企業の枠を越えて横に連なっている組合ですから、会社の介入ない組合と言えます。
小規模な組合が横に結びつくこと、これを合同労組といいます。首切りを撤回させたり、不当な処分・介入をはねかえすことを得意としています。
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■組織について |
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■活動について |
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1.労働相談、未組織の組織化に全力で取り組む。 |
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未組織である状況とは、労働者は無権利状態におかれていることとなります。
全国一般神奈川は、全国で未組織の仲間に門戸を開き労働者相談活動に取り組み、無権利にある仲間に権利の自覚を促し、労働組合をつくる活動をおこなっています。 |
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2.争議になれば、仲間が駆けつけ支えて勝利する。 |
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全国一般神奈川は、争議が起これば、地域の仲間が支援に駆けつけ支え、勝利する体制をとります。
地域の仲間、ブロックと、全国規模で組織を組みます。 |
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3.業種別の交流、共闘に取り組む。 |
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あらゆる産業、業種の仲間が加わっています。地域で一体になるとともに、業種別の全国ネットワークをつくり、交流、共闘しています。金属産業、書店、病院、自動車学校、外国語学校などの全国的ネットワークがあり、ネットワークの強化に取り組んでいます。 |
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組合(みんな)がいるから
強くなれる |
<1994年8月27日発行> |
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■1都2府16県のひろがり、あなたの参加でネットワークをひろげよう |
東京、京都、大阪など大都市をはじめ、北は秋田から南は長崎まで1都2府16県に組織を持ち全国組織として活動しています。労働相談、争議などもこのネットワークでカバーしています。まだまだ組織のない地域もあり、ネットワークは不十分です。ぜひ、あなたの参加でネットワークを広げてください。 |
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