結成以来四半世紀の地平を確認し、次の10年を見据えた運動へ
9月22日、私たち全国一般神奈川は、かながわ労働プラザで第27回定期大会を開催しました。会場には全体で約50人が集結、来賓として、全国協の大野委員長、東京南部の池内さん、東京労組の井上さん、原さん、三多摩労組の松浦さん、県共闘、がくろうの小内さん、寿日労の近藤さん、弁護士の嶋﨑さん、穂積さんにご臨席頂きました。
大会議長に郵便小田原東の瀧山さん、書記にアセックの堀さんを選出し、冒頭の委員長挨拶では「結成以来四半世紀、地域、全国の仲間の支えと組合員の協力のもと、地域合同労組として、多くの権利侵害と闘い、裁判、労働委員会を取り組んできたが、格差・分断が進む社会情勢の中、これからの10年を見据えた全国一般神奈川の運動、組織運営の取り組みに繋いでいきたい」と挨拶。続いて、丈夫屋、テクノウエーブ、ビステオンの権利侵害・解雇との闘いをはじめ、非正規労働者、労働相談、24春闘の取組みなど、この一年の活動の総括を全体で確認しました。そして、権利侵害と闘い全ての争議に勝利すること、生活破壊を許さず25春闘を闘うことを柱とした今年度の運動方針を決定、合わせてストライキ権を確立しました。
議事終了後には、来賓の皆さんからの熱い連帯の拶を頂き、合わせて7組合から頂いた連帯メッセージを会場で確認しました。
大会終了後、今回は会場を近くの中華「味臨軒」に移して懇親会を実施。参加組合員、来賓からの一言挨拶を受けながら、組合員間・参加者間の交流をはかりました。
世界の戦争と対立の深まり、地球温暖化、そしてこれまで自公政権が進めてきた異次元の金融緩和政策による円安、その中での諸物価の高騰と実質賃金の低下が続いています。まさに「貧困と戦争への道」に直面している今、私たちの雇用と生活を守っていくために、全ての組合員が知恵を出し合い、模索しながら次の10年を見据えた運動をこの神奈川でともにつくっていきましょう。
書記局